
こんにちは。
イエナビスタジオ名東・守山店近藤です。
生活用水の排水先には下水と浄化槽があります。
浄化槽??と思われる方もいらっしゃると思います。
今回は、浄化槽についてご説明したいと思います。
浄化槽とは
微生物の働きなどを利用して汚水を浄化し、
きれいな水にして放流するための施設です。
各家庭の敷地内に設けられていて、最も身近な汚水処理施設です。
下水道予定処理区域以外では、水洗トイレからの汚水と、
台所排水、浴室排水、洗濯排水など(生活雑排水)を
一緒に処理する合併処理浄化槽でなければ設置できないことになっています。
また、「浄化槽法」という法律があり、様々なことが定められています。
浄化槽の仕組み
水の汚れの原因となるものには、
汚水中の固形物と水中に溶け込んでいる有機物質(溶解性物質)とがあります。
固形物は沈殿・浮上させることで分離したり、ろ材等でこしたりします。
溶解性物質は微生物などの働きで除去します。
浄化槽のメリット
・生活排水の汚れが10分の1に減ります。
・きれいな水なので、安心して流せます。
・水洗化により快適な生活ができます。
・設置費用の補助制度や融資制度もあり、性能のわりに安上がりです。
・1週間程度で、どこにでも設置できます。
・建物の大きさにあわせて自由に選べます。
浄化槽は維持管理が大切です。
化槽は、微生物の働きを利用して汚水を処理する装置ですから、
微生物が活動しやすい環境を保つように維持管理を行うことが大切です。
浄化槽の維持管理は、保守点検、清掃、法定検査に分かれますが、
浄化槽法でそれぞれ定期的に実施することが義務づけられています。
なかなかなじみのない方もいらっしゃると思うのでご参考までに。
土地探し、建物探しの際には是非イエナビスタジオにお越しください。
お待ちしております。